当日も外で将棋とは全く関係ない学生にビラを配ったりと、今回は「より広範囲の人に将棋を知ってもらう」という目標の下がんばっていました。
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28日は二つのセッションに分かれており、一つめは「東大将棋部対北京大将棋部の対戦」、二つ目は「羽生名人との交流会」です。
1、東大将棋部対北京大将棋部との対戦
スポーツマンシップに則り、握手で挨拶。
北京大将棋部の方々はシャンチーという中国将棋の一級棋士とかで、北京大学にシャンチー推薦で入ったとか。とても礼儀正しく、 将棋に真摯に取り組む姿が印象的でした。まずは交流戦ということで、会場にいらっしゃった方も含めてリレー将棋!
適当に並んでもらっていたら、スタッフ中村の先手になってしまいました。中村くんの後ろに控えているのは北京大学将棋部の李くんたち。
予想外にかなり真剣に指し進められ、中村四段の解説をリアルタイムウェブ中継で流したりしながら皆で真剣に考え合っていました。ひとつの盤を取り囲んでみんなで考えている姿から真剣な表情がうかがえるようでいいですね^^実は今回、北京大学の学生たちがほとんど英語を喋れず、通訳を介さないとコミュニケーションをとれないことにお互いもどかしさを感じていました。
しかし、このような共通の「将棋」というゲームを介在させることで、一種の意思疎通を図れる、将棋って素敵なゲームだなと改めて思いました。
羽生名人もおっしゃっていましたが、将棋の大元は縁台将棋のようなものにあるのかもしれません。
そこには言語でのコミュニケーションは必ずしもあったわけではないでしょう。
今回のように相手との共通項が少ない場合、将棋という文化の可能性を見出すことができるのかもしれません。
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