2008年6月21日土曜日

青野先生へご挨拶

先日、AISEPの開催前から色々とご指導を賜りました青野照市九段にご挨拶に伺いました。
青野先生は現在将棋連盟の理事をなさっており、渉外担当ということでためになるお話をたくさん聞かせていただきました。
夕食までご馳走になりました。ありがとうございました。



帰りに先生から右の本をいただきました!
訳者は現在イギリスのソフトウェア会社で将棋の電算化に従事しているという、ジョン・フェアベアンという方です。英字雑誌の「将棋」に定期的に寄稿なさっているという将棋好きらしいです^^















日本語と英語どちらもわかりやすく解説が施してあり、海外の方にはありがたい一冊なのではないでしょうか。
海外の参加者のために、「はじめに」の一部分だけ引用しておきます。



 将棋の指し方や戦法を解説した本は、数多くありますが、将棋の考え方や理論について、やさしく解説した本はありません。
 私は一年間にわたって、NHK将棋講座の講師を務めるに当たり、前述のことに気付き、何とかして初級の方にも解るように将棋の理論をやさしく解説できないものかと考えました。
 そこで、将棋の理論を知る上で、大切と思われるテーマを六つにわけ、それぞれのテーマの中に初級者にも簡単に理解できる段階から、有段者が読んでも参考になる段階までを取り入れることにしました。

 These are numerous books on how to play shogi or books that explain shogi openings,but there are none that explain in simple fashion how to think about shogi or the theory of the game.
When i was presenting the NHK(Japanese Broadcasting Corporation)Shogi Lectures over the period of a year,I had this in mind,and I thought about how I could explain the theory of shogi plainly so that even low-kyu players could understand.
I divided the lectures into six subjects I felt were important from the viewpoint of learning shogi theory and under the respective headings a level where even dan players could read with profit.

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