2009年8月5日水曜日

こんにちは、AISEPスタッフの丸山です。
私からは、2日目(28日)午後の最初のイベント、北京大学の学生と東京大学将棋部の学生との将棋での交流対局について報告したいと思います。


昼食の後、一同は東京大学駒場キャンパスに移動。
駒場キャンパスに到着後、早速北京大学と東京大学の学生との交流が始まりました。
まずはじめに、お互いの親睦を深めるという意味で、北京大学の学生&東京大学の学生、その他の参加者やスタッフも混ぜて1チーム約20人のリレー将棋を行いました。


当初の予定とは異なり、意外と皆さん真剣に将棋を指していました。
それでも、大勢の人が一緒になって将棋を指すという機会はなかなかないので、真剣さの中にも談笑があったり、相談し合ったりするなど、親睦という意味では良かったと思います。


投了図。

リレー将棋の後、東大将棋部の学生と北京大学の学生とが1対1で将棋を指しました。


ここではお互い真剣に将棋を指していました。
何局か人を変えて指した後に、羽生先生がいらっしゃったので交流は終了。


終わって振り返ってみれば、北京大学と東京大学の学生が将棋を通じて十分に交流できたと思います。
中国にはシャンチーがあり、日本には将棋がある。この2つは同じボードゲームです。しかし、これらはそれぞれの地域に住む人たちや環境によってそれぞれ独自のルールを持つようになったボードゲームで、いわば言語のようなそれぞれの地域の文化でもあるわけです。今回、日本の将棋というひとつの文化を通して北京大学の学生と東京大学の学生が交流できたことは非常に有意義なものであったと思います。今回参加した頂いた北京大学、東京大学の学生が、これから将棋やシャンチーを通してお互いの国の文化や社会の理解をよりいっそう深めていってもらえればよいなと思っています。


最後に今回協力してくださった東京大学将棋部の皆さん、ありがとうございました。

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