2008年6月4日水曜日

月壇公園って??




こんにちは!一馬です。記事を更新していきます^^

下の、笠井さんの記事に出てきた「月壇公園」。これはなんでしょう?

北京では、そこかしこの公園で、その近隣に住む方々、特にお仕事をリタイアされた方たちが日々シャンチーに興じる風景が珍しくないそうです。石で出来たテーブルがあって、シャンチー用の盤が彫られているのもよくあることなんだとか。

たしかに、行ってみると、たくさんのおじさん(と少しのおばさん)たちがシャンチーに興じていました。中国の人々に、どのようにシャンチーが溶け込んでいるのか。これを聞いてみない手はありません。

たいてい毎日来ていて、特に強いとか弱いとか関係なく、楽しんでおられるとのこと。詳しいインタビュー結果等については、企画担当の細川くんの更新があるでしょう^^ まずは写真で、雰囲気だけでも。

ちなみに、おじさんたちは思ったよりもフレンドリーでした。中国語は日本語に較べて語気が強かったりすることもあり、普通に中国の人が話しているのを聞いても日本人はついつい「??なんか怒ってる??」なんて誤解しがちです。ましてや、普段着のおじさんたちであればなおさら、近寄りがたい雰囲気もあったのですが、実際にはごくごく自然にインタビューにも応じてくださり、AISEPの参加者の一人が対局を申し出ても、快く応じてくださいました。

ぼくは個人的に、北京大学との学生フォーラムの運営にも携わっていて中国のエリート的な学生との交流も多くありますし、また、昨年12月に日中こども将棋大会へ審判長として参加した際に中国の一般の子供たちとも接した経験があるのですが、一般のおじさんたちと実際に面と向かってコミュニケーションしたのは今回が初めてでした。

一度でも会って雰囲気を感じるのと感じないのでは、実感として体感できる世界の広さに大きな違いが生まれます。AISEPは、生の体験、その現地でしか得られない経験を重視しています。まったく未知で、うっすら怖いくらいであった中国の公園が、少しだけ、身近になった瞬間でした^^

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

所属している将棋サークルの掲示板でこのイベントを知った者です。うちのサークルでは、近年、入部者自体は増えているのですが初心者が多く、部室でのコミュニケーションにおける将棋の割合は減りつつあります。大会の参加状況はというと、学生大会にはほとんどの人が参加するのですが、一般大会となるとさっぱりです。成績も芳しくありません。そういう私も、大会や部室に行く理由が、将棋を指したいからというよりは、先輩・後輩・社会人の方との交流が主目的になっている気がします。自他共に意識改革が必要なのか、それともこのままで良いのか…。今の一年生には、卒業までに一度は一般大会に出て欲しいので、どう誘ったら一緒に参加してくれるか検討中です。団体戦から入るのが妥当ですかね。今後もちょくちょく覗かせて頂こうと思います。がんばってください☆

Megumi_Dates さんのコメント...

留守番スタッフとして開催予告を掲示板に書かせていただきました、澤田と申します。コメントの書き込み、ありがとうございました!とてもうれしく思います☆

本学(東大)将棋部を第三者的な目で見ていますと、
みんな将棋を指すのが大好きなんだなあ
という印象を受けます。
だいたいが将棋の話ばっかりで、それ以外の話はあんまりしない
という話も聞いたことがあります。

しかしAISEPのコンセプトからすると、将棋はただ「競うだけではないゲーム」ですので、
将棋を通じての人的交流は、とても大切な要素かと思われます。
我々の企画AISEPも、競うことに重点を置いているだけでは
生まれてこなかっただろうと思われますし。

これからもそのような、将棋にまつわる問題意識についても、アイセップでは語り合ってゆくことと思います☆

重ねて、コメントありがとうございました!
これからも、アイセップをよろしくお願いいたします☆