2008年5月30日金曜日

いよいよ!


いよいよAISEP2008が始まります。2時間後には、自宅を出発予定。

レストランの予約から出席者一人ひとりの確認から、宿の手配から、
すべてを将棋部員ばかりでこなした去年とは異なり、
今年は、北京側の皆々様に多大なるご支援を賜っております。

まさに日中共同作業。

四川省大地震はとても大変そうですが、AISEPを通じて、
一つでも明るいニュースを提供できたらとも考えています。



今年は実質丸二日間の短縮メニューです。

到着日には軽く自己紹介セッション。

続いて31日には、「各自の将棋類に関する活動を紹介しあうセッション」「将棋類が今問題として抱えていると思う事柄について意見交換」を行ったのち、「シャンチーを指す人たちが集まっている公園」と「シャンチー棋院」の見学を行います。所司先生の解説も楽しみです。
そうして羽生先生を交えて夕食会へ。日本の公使はじめ様々なゲストもいらっしゃいます。政府関連の方とは、文化交流のあり方について意見交換できたらいいな、とも。

最後、6月1日には羽生先生の講演会(100人以上の観客が集まるそうです!)、続いて記者会見(NHK北京支局の独占インタビューもあるとか)、それから各自、中国に来て、AISEPの各種プログラムを通じて感じたこと、発見したことについて意見交換してゆきます。最後には、お約束のプレゼンテーション会も。今年も昨年同様、プレゼンでは国籍がバラバラなチーム同士に分けて行う予定です。

まったく異なる国籍同士の学生が、英語を共通語として、共同作業を行う。参加者たちにとって思い出深い経験となることを祈ります。



帰国日は6月2日なので、きっと6月1日夜は朝方までみんなで時間を共にするのでしょう。

AISEP2007もそうでした。

あの時支えてくださった方々、そしてAISEP2007を元に動き出したこの2ndAISEPを支えてくださっている全ての方々に心から感謝しつつ。

昨年参加者で今は社会人になった北京在住のAnnとも再会予定。去年に引き続いての参加者も数人います。

ひょんなところからうまれたAISEPの芽。すべては連続の上に成り立っていて、前があるから今があって、そうして幹は太くなってゆく。



行ってきます!!

2008年5月29日木曜日

開催まであと、一日です。

再びスタッフ澤田です。

今日スタッフ笠井は、履修するフラ語の授業が終わるや否や教室にやって来、
出席点だけをうまくゲットして帰るという豪傑ぶりを見せました。
こんな調子で頑張るスタッフも
いよいよ明日、日本人参加者とともに北京へ旅立ちます!


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このブログは開催期間中、随時更新される予定です。
今回はリアルタイム動画も試みます。
こうご期待!!

スタッフ・参加者全員が、無事に北京に到着しますことを祈りつつ。

おやすみなさい。

明日!


スタッフ牧野です。

昨年夏のAISEP2007から早一年!
いよいよ明日から、AISEP2008が開催されます。
実はわたしは海外に行くのが初めてなので、かなり緊張しております。

これまで数ヶ月にわたり、学生主体で拙いながらも企画を練ってまいりました。
中国側のスタッフも一生懸命準備をしてくれています。
当日はこのブログで、文章・画像は勿論のこと、動画配信も行う予定です!

将棋という一つのゲームで大きな輪が広がる瞬間を心待ちにしつつ、今日は早めに布団に入りたいものです。


でもまだ荷物詰めが終わっていません・・・

2008年5月28日水曜日

お留守番スタッフより

昨日の最終ミーティングに
体調管理の不備で欠席した、懲りないスタッフ澤田です。

セカンドアイセップまであと2日。
そう、金曜には、日本人学生&スタッフが北京へと旅立つのです。
私澤田はお留守番スタッフとして日本に待機し、
こちらで可能な限りのサポートをさせていただきます。

海外参加者のニンはもうすでに北京入りをしており、開催が間近に迫っていることを感じさせられます。

全ての参加者・スタッフが万全の体調で、セカンドアイセップに臨まれることを祈っています。

2008年5月27日火曜日

meeting

最終打ち合わせ

もうアイセップ開催まで一週間を切ってしまいました。

今日は最終打ち合わせで、スタッフ参加者みんなで集まって注意事項やディスカッション内容の確認などを行います。


私個人としては、またもや英語に不安を感じております。
少なくともこの一週間だけは英語漬けにしようと思います。

【アイセップ開催まであと3日】

Fieldwork in Beijing.

今回のAISEPでは「景山棋院」という施設を見学することになりました。


(景山棋院を紹介した記事:中国語)
http://sports.qq.com/a/20080417/000308.htm


これによると、景山棋院は「生活の一側面としての棋」といったような理念の下につくられた施設であり、シャンチーや囲碁・チェッカーなどを棋院に集ういろいろな人々と楽しむことができるようです。将棋で言えばいわゆる「道場」「将棋センター」といった感じでしょうか。

原文に「体育生活化的理念」と記されているところから、中国では「棋」が趣味というより(知的)スポーツとして捉えられているということが窺えます。


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かつて日本にも縁台将棋が存在したように、中国でも近所に住む人同士でシャンチーを指し、また公園などでシャンチーを楽しむ「青空シャンチー」が行われているそうです。しかしここ数年、北京ではそのような光景を見ることが少なくなったという話を聞きます。

あくまで個人的な意見に過ぎませんが、このような「会所」がつくられるということは、以前ほど気軽に「棋」を楽しむ機会がなくなってきたことの証左なのかもしれません。

このような施設の存在も、今回のAISEPでの議論に一つの考慮すべき材料を教えているのです。

2008年5月25日日曜日

すみません、打ち合わせの際の写真もこちらにご紹介いたします。

I'm sorry to forget to introduce a picture of the meeting.

Please comfirm Habu-sensei!


Today Kazuma-san, Makino-san, Kasai-san and I had a special meeting with Habu-sensei at Akasaka Prince Hotel!
As you all may know, Habu-sensei is a top professional Japanese shogi player(moreover, he can speak Englsih!).
We reported progress of AISEP and discuss contents which Habu-sensei will speak in AISEP. In the previous study meeting in Japan, the most interesting theme was about popularization of shogi families. Habu-sensei has many ideas about it, so he will talk about it in various persepectives.

I cannot wait the day of AISEP!

2008年5月24日土曜日

事前ミーティングwith 羽生先生!

本日は、一馬さん、牧野さん、笠井さん、そして私の4人は羽生先生と事前ミーティングをさせていただきました。
進捗状況や事前勉強会で話題に上がったことなどをご報告後、羽生先生にどのような内容でご講演いただくか相談させていただきました。事前勉強会で最も多く話題に挙がった、「普及」に関して、日本将棋連盟の考え、羽生先生自身の考えをご講演いただけそうです。羽生先生の考える普及の仕方......今までにない多方向からの洞察・普及へのアプローチが今日の打ち合わせからも知ることが出来ました。初心者が将棋を楽しく感じるレベルまで育てる体制作り、日本国内だけでなく世界中の国(アジアだけでなくアフリカとかも)を対象にした普及、インターネットの影響......などなど挙げだすときりがありません。普及の難しさの理由も含め、AISEP当日にはより深い知見が得られると思います。

羽生先生とのミーティングの後には、一馬さんとさらにAISEPのディスカッションの方向性について話し合いました。果たして普及とかの問題点を話し合うだけでいいのか?もっとAISEPならではのテーマがあるのではないか?1stAISEPで何をしてきたのかを確認したり、自分が本当に知りたいことは何なのかを考え直したりすることで徐々にわかってきました。私たちはもっとシャンチーをはじめとする世界の将棋類の実態を知りたい。シャンチーって中国ではどんなイメージなんだろうか、シャンチーの魅力ってなんなんだろうか、大学生はシャンチーをするのに部に入ったりしているのだろうか......
こうした思いがあると同時に、逆に日本将棋のここをもっと知ってもらいということも思い浮かんできました。出発まであとわずかしかありませんが、よりよいテーマをみんなで考えていきたいと思います。

2008年5月23日金曜日

事前勉強会

22日、所司先生をお招きしての事前勉強会を開催しました。シャンチー、チャンギについて色々と教わりました!
また、「当日何を議論するのか?」を議論しました。
大きな枠では、「普及」について議論することになりそうです。
海外参加者はどのようなことを問題視していて、どのようなアイディアを持っているのでしょうか。
楽しみです。

AISEP開催まで、あと一週間。

2008年5月21日水曜日

スタッフTシャツ


こんにちは。まきのです。

まきのがデザインいたしましたスタッフTシャツが出来上がりました★
デザインというほど大層なものでは有りませんが・・・・。
STAFFの「A」は将棋の駒をイメージしています。
色も、ウェブサイトと同系色で緑にしようかなとか、色々みんなで話し合った結果、可愛いピンク色に決定しました。
スタッフ一同当日はこれを着て頑張ります!

2008年5月20日火曜日

危惧:将棋文化の衰退


こんにちは、山内一馬です。

さて、先週木曜日に東京大学駒場キャンパスにて第一回事前勉強会を開催しました。

日本側参加者4人とスタッフにはあらかじめ、事前課題を提出。
「現状で抱えている問題点」
「それに対する解決案」
「自分や、自分の世代が、解決に向けて取り組めること」
それぞれを400字程度の日本語で書いてきてもらう、というものでした。

今回、英検1級を持つ中学3年生も特別参加。国際ビジネスコンテストにスタッフとして参加していた大学生や、海外ホームステイの経験がある学生、また逆に一回も海外に行ったことのない元奨励会員の大学1年生もいました。

皆共通して抱えていたのは、やはり、
「将棋文化の衰退への危惧」

地方の問題もある。アナログ故の、弱さ。
コア層=コアなプロ棋士ファンまたは大会参加者のような強い人にしか目が向けられない状況。
ネットを介することによって、従来持っていた意味、意義を失った部分もある。

アマ女流名人でもある笠井さんは、女性への普及の課題の解決策として、自身が今取り組んでいる、女性間ネットワークについて話してくれました。
それに対し、将棋を特に知っているわけではない澤田さんからは、「それでも、野球など女性の数が少ない分野もある。激しく戦うようなゲームが、もしも女性にとって強い関心を持ちにくいものなのであれば、無理に女性を増やす必要があるのだろうか」という視点が投げかけられました。

将棋の持つ「美」の要素を活かした普及はできないか。教育と絡める、ほかの日本文化と絡める・・

プロでもある中村君からは、「将棋の魅力を伝える人物が欠如している」との問題が挙げられました。たしかにそうかもしれません。「普及」、「将棋文化の新興」という観点から、人材を育てることはできているのでしょうか。

なにしろ、インターネット上での情報によると、現在、将棋連盟の予算の6割が棋士の対局料に使われる一方で、普及開発費には1パーセントに満たない額しか割かれていないという話もあります。もちろんこれは正確な情報源を確認する必要がありますし、棋士の生活を置き去りにして普及ばかりに精を出すのも本末転倒なことかもしれません。それでも、「普及」という観点で見れば、まだまだできることはありそうですね。

何より、そうした問題意識を、中学生から大学生まで若い世代が真剣に考えていることに、少なからぬ驚きを覚えました。

他国の学生も、このような危機感を抱いているのでしょうか。これから、聞いてみるつもりです。

(補足)
議論を行うにあたっては、まだまだ甘い部分があるともいえるでしょう。

―何をもって「衰退」と言うのか。
―どういう理由により、それが問題と言えるのか。
―現状を正確に把握できているのか。

特に三つ目の点については、レジャー白書など関連資料に目を通す必要があります。また、日本将棋連盟のみならず、将棋メディア媒体、スポンサー企業、個人スポンサー、アマチュアプレーヤー、幼児・児童層、その親、学生、プロ将棋ファン層、普及NPO、文化機関、あらゆるアクターが密接にかかわりあっている現状をある程度正確に把握しないことには、そしてその複雑な状況の中で、自分たちなりの観点・切り口を明確にしないことには、地に足の着いた議論であるとは言えません。

まだまだ高校を卒業したばかりの参加者も多い中で、最大限彼らの問題意識を引き出し、その上で説得力ある議論を最大限展開させていくのは、スタッフの役目でもあります。

次回は、中国人以外でのシャンチー世界チャンピオンでもある、所司和晴七段を訪問し、事前勉強会第二回を開く予定です。

AISEP開催まで、あと10日。

2008年5月16日金曜日

事前勉強会 写真



スタッフ澤田です。

(一枚目)昨日の事前勉強会の写真です。

(二枚目)参加者佐々木君の 素晴らしいレポート。

2008年5月13日火曜日

地震

今日、朝起きてびっくり。
中国内陸部で地震が起きて、死亡者1万2000人、負傷者2万6000人にものぼるとのことですね。


亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、負傷者の方々の一刻も早い回復を願っています。


今回は内陸部で起きたとのことで、救援活動にも困難が生じているとのことですね。


隣国でもあり今回のAISEP開催地でもある中国で起きた天災なだけに、目が離せません。

スタッフ小林です

みなさん,こんにちは!小林千秋です.
昨年の1stAISEPでは参加者として楽しませていただきましたが,今年は運営スタッフとして頑張らせてもらっています.

現在,私は理系の大学院生1年で,研究の合間に将棋を息抜きとして楽しんでいます.また,将棋以外にも書道を趣味にしていることもあり,将来は海外で働きつつ日本の文化を世界中に伝えていくことが夢の1つです.日本の文化は海外でも高く評価されるものが多いのですが,私個人の意見としては、まだまだ世界に伝えきれていないことが残念でなりません.


当時,そうした思いでいた私のところに1stAISEPの宣伝が目に飛び込んできました.今まで国際交流の経験は0で,正直英語に関しては全く自信はありませんでしたが,自分のやりたかったことがまさにそこにあったのでためらわず応募しました.運よく選考にも通過し,その後は英語をひたすら勉強しました.しかし,今までの英語の勉強とは違い,しっかり話したい,少しでも自分の考えを伝えたいと,目的意識があったので決して苦しいものではなく,むしろ日々わくわくしながら勉強していました.もちろんあせりや緊張もありましたが,集中して学習するには最適だったように思います.

実際にAISEPに参加してみると,やはり英語の難しさや自分の努力不足を痛感する結果となりました。しかしそれでも、海外参加者の丁寧な説明やスタッフの皆さんのアドバイスから、なんとかディスカッションを進めていくことが出来ました。AISEPをとおして、将棋の魅力を再認識しただけでなく、育ってきた文化の違う人々が集まってディスカッションをする面白さも体感することが出来ました。

今回はスタッフと言う立場ですが、参加者の皆さんに負けないよう知識やアイデアを提案していきたいと思います。よろしくお願い致します。

2008年5月12日月曜日

スタッフの細川です

笠井さんらと同じく、去年の第一回AISEPに引き続き今回のAISEPでもスタッフをつとめさせていただく細川です。このスタッフブログの管理を行っております。

さて、AISEPとはどのようなものでしょうか?
アジアの学生有志が将棋(族ボードゲーム)を通じて交流を持ち、議論などを通じて将棋をとりまく文化への考え方や知見を深めていくための企画、といったところでしょうか。

去年の第一回AISEPは、初めてということもあり、何とか開催にこぎつけるということで精一杯だった気がします。そのような中で参加者たちはいろいろな場所を訪問し、議論を重ね、将棋やシャンチー(中国)・チャンギ(韓国・朝鮮)などのルールの再確認するとともに、各国の将棋がおかれている状況を把握し、「将棋を観光に生かせないか」などといった意見を生み出すことができました。(詳しくは本ブログの「Final presentation」をご覧下さい。」)



さて、今回は第一回の成果を踏まえての開催ということになります。前回はどちらかというとフィールドワークを行ってその成果を報告したという段階で終わってしまい、目標としていた「何らかの提言を行う」というところまではいかなかったので、今回は大まかにテーマを設定し、「提言」ができるかどうかは分からないけれど、もう一歩進んだ議論を行えればいいなと思っています。

今回は開催期間が3日間と前回より短いですが、現在スタッフたちは事前準備を着々と進めています。第2回AISEPがより有意義なものとなるように。そしてスタッフ含め、参加者ひとりひとりが新鮮な知見を得られるように。



AISEP開催まで、残り18日。

2008年5月11日日曜日

AISEP2007に参加して

 初めまして。スタッフの上野です。
今回は高校の非常勤の関係もあり、非常に残念ですがAISEP2008には参加することはできなくなりました。そこで、スタッフとして何か出来ないかと考えた結果、去年のAISEP2007に参加した感想などを書きたいと思います。どうどよろしくお願いします。

 まずは参加するに至った動機から述べたいと思います。私は、小学校2年生から将棋をはじめました。幸い、小学校、中学校、高校と県の代表になり全国大会に何度も出場することができました。全国大会に出場することで、いろんな友達ができました。そして、将棋だけでなく、様々なことを将棋を通じてできた友達から学んできました。でも当時はただ勝ち負けだけしか考えていなかったように思います。「勝つ」ことがすべて。そのときは、それに必死だったのだと思います。
 大学に入り、将棋から少し距離を置いていましたが、将来を考えるにつれてもう一度自分の中での「将棋」というものを考えるようになりました。私は、学校の先生になりたいと思っていました。そして、なんとかして「将棋」の素晴らしさを子どもたちに伝えていけたらなと思っていた頃でした。そのときに、学生だけのそしてグローバルな将棋に関する企画があると知り、参加する一手だと思い参加することに決めました。もちろん、このような国際的な交流に参加したこともありませんでしたし、英語力に自信があったわけではありません。でも、それ以上に自分の気持ちが上回っていたのだと思います。好奇心、とてもわくわくしていました。

 そして、いざ始まってみると4泊5日のプログラムはあっという間に過ぎていきました。もちろんその中には、自分の英語力のつたなさにより、会話が上手くできずに落ち込んだときもありました。でも、何とかして自分の思いを伝えました。大切なことは「気持ち」なのではないかなと思います。自分が必死で伝えようとすれば思いを伝えることができる。そんなことを感じました。

 「1つの目標」に向かって、みんなで頑張ることの素晴らしさ。そして、達成したときの充実感。最後の「ファイナル・プレゼンテーション」が終わったとき、自然と涙が出てきたし、感謝の気持ちも自然とあふれ出てきました。このメンバーで本当によかった、このメンバーじゃなきゃこんなに素晴らしいものは作れなかったのではないかと思います。よく「1人1役」と言いますが、まさにこのことだと思いました。できないことはできる人に教えてもらったり、任せる。でも、自分ができることは精一杯やる。その相互作用によって、あれだけすごいものができたのではないでしょうか。

 私が中学生、高校生のとき、全国大会で知り合った友達と数年後に将棋に関するこんな大きな企画をするなんて全く思ってもいませんでした。今、振り返っても不思議な感じがします。「縁」ってあるのかなと思います。将棋をやっててよかったと思うことは、様々な世代の方々と将棋を通じて知り合えることです。それが、今回日本だけでなく、いろんな国の方と知り合うことができて非常に嬉しく思いました。これだけ素晴らしいものを私は将棋からいただきました。これからは、もらうばっかりではなく、還元していけれるように、教員としてやれることがあればどんどんやっていきたいと思います。将棋を通じて得られた「縁」を大切にしていきたいと思っています。

 最後に、私の好きな言葉を紹介します。

「出会いは、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎず」
今回のAISEP2008でまた、いろんな人との出会いがあると思います。偶然なのかもしれないけど、そこには何かしら「意味」があるのだと思います。そんな「ご縁」を大切にして、素晴らしいAISEP2008を作ってほしいと思います。AISEP2008の成功を祈っています。ありがとうございました。

神戸大学大学院理学研究科博士前期課程 数学専攻 2年   上野 祐一

スタッフ中村です。

みなさん、はじめまして。
AISEP2008のスタッフとして参加させていただきます、中村太地と申します。よろしくお願いいたします。

「将棋を通じて文化や社会への理解を深める」というAISEP。今までにこのような企画はなかったので非常に楽しみです!実は私は将棋のプロ棋士なのですが、一棋士としてもAISEP開催をとても嬉しく思います。学生として、棋士としてAISEPを盛り上げていきたいと思います。
開催まであと20日を切りました。スタッフ一同力を合わせて頑張りますのでよろしくお願いいたします。

2008年5月10日土曜日

Hi everybody. This is Paul LUK from Oxford. Right now I am studying in Oxford University. Today Kazuma visited me. We drank and talked a bit about Xiangqi and Shogi.

In the coming AISEP in Beijing, I hope there are more discussions about the games that we love, and in particular how to promote them to those who are interested so that more poeple can as well enjoy them. This is more interesting than examinations.

2008年5月9日金曜日

ロンドンより



こんにちは、山内一馬です。

今は大学院の研究でロンドンに来ています。
パリに10日間ほど滞在した後なので、ロンドンの駅で早足に歩く人並みが日本のそれと重なって、ちょっと懐かしい今日この頃です^^

日本のマンガ・アニメの勢いは凄いですね。
繁華街の一つ、オックスフォードストリート(ロンドンの道の名前です)にはユニクロの大きな店舗があって、らんま1/2や名探偵コナンなどのアニメの絵がショーウインドウにでかでかと描かれていました。
パリでも、スーパーにいけばNARUTOをはじめ数多くの日本のマンガの翻訳版が売られています。
数年前は質の低い紙でうすっぺらく印刷されていたのに、今では上質な日本のものと同じ感じの単行本が並んでいました。
「しおんの王」も近いうちに翻訳されたりしないのかな。きっとウケると思います^^

明日は電車で1時間ほどかけてオックスフォード大学に行って、去年の参加者だったPaulの部屋に泊めてもらう予定。日本文化や中国文化、そしてもちろんAISEPについても話してこれたらと考えています。

気づいたら、世界のあちこちに、「行ったら泊めてくれる」友達ができました。

AISEPを通じて、もろもろ友達の輪が広がるといいなと思いつつ^^
個人でつながるのではなくて、みんなでつながれるのがいいですね。

もちろん、日本の友達も、大事にしていきたいと思います。

2008年5月8日木曜日

スタッフ牧野(♀)です。

はじめまして。
わたしも笠井さん・澤田さんとともに、去年に引き続いてスタッフをさせていただきます。
わたしはウェブサイトとかちょっといじったりなんかしています。
でも基本的に盛り上げ役です。笑


AISEPといえば北京、北京と言えばオリンピックですね。
日本でも、オリンピック代表選手が続々と決定していますね。
わたしが特に気になっているのは体操で、つい先日代表が決まりました。
わたしがひいきにしていた選手は代表から漏れてしまったんですが、歳の近い若い選手も選ばれたし、日本がメダル取れるといいなぁと思っています。
(最大の難敵は中国なんですよね笑)

そういえば先日中原誠さんが将棋界では8人目の紫綬褒章を受章されましたが、体操界では12人と1団体が受賞しているそうです。

と、必死で体操と将棋を結び付けてみました!!笑

多趣味なので話がいつも脱線してしまうのですが、AISEP成功へ向けて頑張りますのでよろしくお願いします☆

2008年5月7日水曜日

スタッフ澤田(♀)です。

私も笠井さん同様、去年に引き続き
今年もアイセップのスタッフとして参加させていただきます。

最近何かとhotな中国という国で開催されることになりました、セカンドアイセップ。

スタッフ一同、力を合わせて 盛り上げてゆきたいと思います。

開催まで、あと約22日。

2008年5月6日火曜日

残り1か月

を切りましたね(>_<)

現在はスタッフみんなでAISEP2008のコンテンツを充実させているところです。


皆さんお久しぶりです。
東京サイドスタッフの笠井友貴です。

1stAISEPに続き、2ndにもスタッフとして関わらせていただくことになりました。よろしくお願いします。

前回のアイセップでは、その意義を問う声を内外から聞きました。

私自信、スタッフの仕事に忙殺されてしまって結局アイセップに関わって得たものは何だったのだろうと考えていたのを覚えています。


今回はそれら第一回目での反省を生かして、できるだけ具体的で建設的な議論を沸き起こせるようなコンテンツになればなぁと思っています。


もう後1ヶ月を切りましたが、スタッフ一丸となってがんばっていきましょう☆

【AISEP開催まであと24日】

2008年5月2日金曜日

あっという間に一ヶ月前

応募を受けていて、一つ気づいたことがあります。

「参加したい!」という学生は、意外といる!!ということです。

元来、将棋類のゲームに関心があって、かつ海外にも興味があって、その上ある程度英語も話せる、となると、その時点でかなり潜在的なニーズは限定されている気もします。

ちょっと今回はもろもろ海外の大学の試験期間と重なってしまったようで、残念な部分はあったのですが、ベトナムの学生や、タイの学生など、「参加してみたい」という人からも声が届き。

さらに、実は、大人の方で是非参加したい!という問い合わせも、去年に引き続き今年もありました。
海外で、将棋関連のイベントに参加したいという人は意外といるものなんだなと思った次第です。

残念ながらAISEPは学生向けのイベントですが、大人向けのイベントを開いてほしいというニーズが満たされていないというのが現状のようです。残念ですね。

と同時に、広報が難しいなぁということも感じています。

大学将棋部員(推定全国2000人いないくらい?)の中で、国際交流に関心がある人を探すよりも、
国際交流に関心がある学生(推定数万人)の中から、将棋の交流に参加してみたい人を募るほうが、
きっと期待値は高いと思う一方、もちろん、後者に満遍なく広報するのは実質不可能です。

ましてや、それを海外でも行うとなれば、なおさら大変。

でも、開催してほしい!という人がいる以上、がんばる価値はあるのかなと思いつつ。

あと1ヶ月。